Sense of Wonderスタッフによるブログ

2008/08/29

Sense of Wonder 観光協会 その①忍野八海

交流プラザきららだけではありません。
山中湖の界隈にはたくさんの名所があります。


今回はその一つ忍野八海(オシノハッカイ)を紹介しましょう。


出口池 お釜池 底抜け池 銚子池
湧き池 濁り池 鏡池 菖蒲池 
という八つの湧水池から構成される忍野八海は、

古来より多くの人に崇められ、
たくさんの伝説や神話が語り継がれてきた神秘の泉です。
http://www.vill.oshino.yamanashi.jp/8lakes/main.html

また今日では全国名水百選のひとつとして、風光明媚な景勝地として、
国の天然記念物としてたくさんの人々に親しまれています。


なんでも忍野八海から湧き出る水は、富士山の雪解け水が、地下の不透水槽という溶岩層でおよそ80年かけて濾過された澄みきった水らしく、たいへんおいしいその水を僕らも汲んで持ち帰ることが出来ます。


水車小屋の牧歌的風景にも心あらわれるものがあります。
秋も近づく Sense of Wonder の季節、名産の焼きもろこしを頬張るのもいいでしょう。
ニジマスの泳ぐ泉を覗き込んでみてください、
貴方はそこにちょっとした小宇宙を見出すことでしょう。

最近では、とある祭りの成功を祈願する妖怪の姿も目撃されるとか、


Sense of Wonder にご来場の皆さま、
お時間に余裕があるようでしたら、ぜひ立ち寄ってみては如何でしょうか。
忍野八海、いい所ですよ!

 

2008/08/25

ぺラーダぺラーダ


昨年に引き続き、今年もスポーツも一つのアートの表現の形として
来場の皆様全員が参加可能なフットサルコートをご用意してます!! 

ボールとコートがあれば後は自由に楽しんでもらえる空間として「ぺラーダぺラーダ」と名づけました。
その意味、サッカーに対しての思いを、今回「ぺラーダぺラーダ」を前面プロデュースしていただく
アレグリアスポーツインターナショナルの風見 聡さんにコメントを頂きました。 


- - -

ペラーダ(Pelada)とは、ブラジルではストリートや公園などで寄せ集めでサッカーの試合をすることです。
もちろん全ての人が知り合いとは限らず、友達の友達やどこかの町のテクニシャンを呼んでみたりと、
人の境目がないのが面白さを増してくれます。

ブラジルはサッカーにプライドを持っていて、サッカーは神聖で、遊びでやるサッカーもプロのサッカーも本気がメインです。
しかし、本気と言うと日本人はガツガツと削り合って、罵り合ってボールを蹴ることを想像すると思いますが、
そうではなく、あくまでも相手を尊重すること、ボールを大切に扱うこと、
そして、サッカーとしてうまい下手ではなく純粋に個々が楽しむことです。

そんなイメージを踏まえて今回のフットサルエリアではとにかく楽しんでもらうための2日間をスケジュールにしております。
まずは気軽にフットサルゲームを自由参加で、集まって頂いた方達をチーム分けしてゲームします。
審判はスタッフが行います。後から来た方も随時チームを作って参加出来ます。

このゲームをメインとして、親子でも気軽にファミリーフットサル(自由参加)。
更には、キッズフットサル(年齢制限有り。12才くらいまでを予定)

そして、アトラクション形式にPK大会をやります。
もちろん、自由参加でゴールキーパーをスタッフが行い、5名ずつのチームを参加順に作って行き、
たくさん決めた方が勝ち残って行きます。

最後は、目で見て、やってみるフットボールアートとして、フリースタイルショーが待っています。
フットサルやクラブイベントで活躍中のフリースタイルチームのトリックスターが登場し、
音に合わせてビジュアルフットサルを披露してくれます。
そしてその盛り上がりに合わせてチャレンジマッチを開催します。
トリックスターやフットサルスタッフに戦いを挑むという、
やや無謀でありつつも思わずムキになってしまいそうな時間が訪れるでしょう。
 
シューズはソール(靴底)に武器のようなもの!?さえ付いていなければ何でも構いません。
むしろせっかくの天然芝ですので裸足でボールや草を感じることは、
音を肌で感じることにも繋がり、より聴覚を刺激してくれと思います。

ブラジルでは子供の頃は全て裸足文化であるので、その中でサンバやサッカーなどを体で感じているからこそ、
感覚=そもそもの形というものがない状態で日々を過ごし、オリジナリティーという個性が生まれているのです。
まさに、peradaの語源である裸が全て言い表していると思います。

ボールと音と人で出来上がる芸術がフットサルエリアで体感できると思います。
お楽しみに。
- - - -



ロナウジーニョやジーコとも親交が厚い風見さんですが、
本場ブラジルでのサッカーの楽しみ方について「音」が必要不可欠であるといってました。リズムがないと彼らは壊れてしまうんだと。 

日本人の血にもきっとそれに似た何かが必ずルーツにあるはず。
生音が鳴っているその横で、湖畔を駆け抜けるさわやかな風の中、玉のような汗を流してみてください。

2008/08/24

Drummer!!!!!!

東西Drumバトルin 山中湖!
世界をリードする異次元Drummer達が山中湖に大結集!
世紀の対決を見逃すな!


ライブバンドにとって、Drumは最も重要だ。
起承転結ある一曲のストーリー展開、それをリードするDrumは
オーケストラで言えばコンダクターと言える。
その演奏の即興度が高まるほど、Drummerは
より高い演出力を求められる。その意味でDrummerは演出家とも言える。

指揮者であり、演出家であるDrummer。
どどのつまり、オーディエンスを楽しませる、エンターテイナーだ!

この夏、山中湖に世界屈指のエンターテイナーが結集し、
壮麗な富士のふもと、ボルテージ臨界点突破することは必至だ!
わずかだが、その一部を紹介して行きます!


Han Bennink(ICP orchestra)

JAZZ界に君臨するオープンマインド脳みそトロトロ超絶Drummer!
キッチンチェアーさえあればもうリズム大放出。
Sonny Rollins、Wes MontgomeryらJAZZ大御所とも共演している。
その息をのむ宇宙直結のインプロを、背筋に電気走りまくりの展開を、
たこ焼き屋と見紛うその見た目を、ゼッタイ見逃さないでくれ!!!

インパクト大のその動きを!
http://www.youtube.com/watch?v=pSD_qvGbCJk
http://www.youtube.com/watch?v=O9Jjus7Pe8k&mode=related&search=
http://www.youtube.com/watch?v=XGeSCQ4Vxis&mode=related&search=
http://www.youtube.com/watch?v=DLXhxnsS-Q8&mode=related&search=


Kenwood Dennard(Club d`Elf feat. Skerik)

生きた伝説、まさに地球上で最強のメンツが揃った今回のClub d`Elf!
その中核を担う、「神」の領域にお住まいの、地球代表選抜Drummer。
Miles Davis、Jaco Pastorius、Charles Mingus、
すさまじいレジェンド達にリズムを提供!
留まることなく新しい音を追求する、
まさにマイルスの精神を受け継ぐ猛者ども、Club d`Elf!
今回は最先端サックス吹きSkerikを迎えての最強布陣だ。
これを見ないで何をみるんだ!?

Kenwood Dennardの動画をどうぞ。
http://jp.youtube.com/watch?v=5zxzxkqKgJA
http://www.drummerworld.com/drummers/Kenwood_Dennard.html


Keith Carlock(RUDDER)

ボンゾか!?
と見紛うほどの、なんだこの音圧は!?
瞬間的にヘッドが破れてしまうようなそのキック!
Stingとツアーまわるその安定した技術はお墨付きだ。
間違いなく世界トップクラスのこの破壊力と繊細な
ゴーストノートで隙間なくグルーヴを生み出すそのメタボ腹は、
先達をも凌ぐNO1ホープと呼ぶにふさわしい!

超絶プレイ
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=119513888
RUDDERでのプレイ
http://jp.youtube.com/watch?v=mGU6c4wHapk&eurl=http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=33431878&comm_id=3151925



日本勢も負けていない!!!
良いバンドには必ず良いDrumがいる。
Sense of Wonderを構成する大きな要素の一つ、Drummer。
世界に引けをとらない、和製極上グルーヴメーカー達!


沼澤尚(ill、フルカワミキ)

クローンがいるんじゃないかと思うほど日本中のフェスで
必ず目にするスーパーユーティリティープレーヤー。
3万くらいで買えるオモチャみたいな初心者用キットで
余裕でパーフェクトなグルーヴを出している姿に驚嘆した!
あ、ここまで凄いと本当に道具を選ばないのか。。。
また叩いてる姿が本当に楽しそうで。それがプレイから伝わってくる!

DUB AINU BANDでのプレイ
http://jp.youtube.com/watch?v=Va0MTLoKmpY&feature=related



千住宗臣(ウリチパン郡、渡邊琢磨(a.k.a.COMBOPIANO)+千住宗臣)


にわかにSense of Wonderは千住祭りの様相を呈してきた!
常に最前線で宇宙最強インプロを繰り広げてきたそのポテンシャルは日本随一だ。
Sense of Wonderでは驚異のダブルヘッダー!
最前線でひっぱりだこプレーヤーのレンジの広さを体感しよう!
動画
http://jp.youtube.com/watch?v=MG_isMhjR4A


椎野 恭一(Breath Mark)

最も見て欲しいもののひとつ、Breath Mark。
その唯一無二の歌声に絡み付く、必要最低限でありながら、
なくてはならない色づけをするDrum。
彼のメロディーを引き立たせるには、技術はもちろんのこと、
高次元の解釈とセンスを求められる。
CHARA、布袋寅泰との共演が証明するその技術。
高度なテクニックを統率するのは、さらに高度な、センスだ!
最近ではUA、AJICO、Natural Calamity、GOMA&Jungle Rhythm Section、等々、
その幅の広さは枚挙にいとまなし!

UAとのプレイ
http://jp.youtube.com/watch?v=1TCsOw9d3PI


吉美征樹(DRACO)

ドラムではないけど、注目すべきタブラプレイヤー!
最も習得困難な打楽器インド古典楽器のタブラ。
その第一人者であり、インド国宝級のタブラ奏者、
ザキールフセインに師事! それだけで凄い。。。
DCPRGのライブで横浜銀蝿バリの革ジャン姿で
タブラをベンドさせるその姿は異様だった、、、!!!

DRACO
http://www.myspace.com/draco0


ざっと挙げてみたが、上記以外にも
魅力的なDrummerはまだまだたくさんいる!
自分の目で、耳で、体で、そのグルーヴを感じてほしい!

前代未聞の神懸かり的なセッションは必至!
宇宙的グルーヴ量産工場は山中湖にあり!!!

グルーヴ狂は、黙って山中湖に集合!!!

2008/08/13

車中での宿泊について

開催まで残すところあと一ヶ月となってきました。
皆さん近隣で宿泊は手配しましたか??

ホテルに民宿、コテージにキャンプサイト。
多種多様の宿泊施設がございますので皆さんお早めに!!
 

そして駐車券を購入した人はもうご存知かもしれませんが、
会場内には宿泊施設もキャンプサイトもございませんし、駐車場も終演後は一度出庫していただきます。
「駐車場で車の中で寝れないジャン!!」ってことになるわけですが、
 
 
実は山中湖村には村営のパーキングがたくさんあります。(無料!!)
しかも近くにトイレも完備しております。(一応トイレットペーパーは持参ください) 
そこでパーキングして車内で寝ることも可能です。
 
マップのWCのマークのあたりは全て駐車場がございます!! 

 
 

勿論お勧めは近隣の宿泊を利用してもらって体を十分に休ませてから次の日に望んでもらうプランですが、
キャンピングカーの人もいると思いますし。一応これも宿泊情報ということで!!

2008/08/12

Reissue / バルチックカレー

 さてさて、またしてもやってまいりました出店情報!!!

兎に角SOWは出店に拘ります。
野外フェスで屋台は勿論ですけど、
あんなの食べたいなって要望に出来る限り答えたいとSOWスタッフは考えます。 
 
出店に慣れてる方々ではないので手間も準備もかかるのですが、
そんな苦労も当日お客様が喜んでる顔を想像しただけで吹っ飛びます!!
 
 
今回一軒目に紹介したいお店は原宿に店舗を構え5年目、
もうアパレル業界の人たちは毎日ここのランチ御用達の Reissue<リシュー> を紹介したいと思います。
 

場所柄、スタイリストやファッション系の人たちの出入りが多いということから
今回のインタビュアーはDOARATのデザイナーを8年間勤め上げ、
今年GEL(ジェル)という帽子のブランドを立ち上げた高橋 篤史さんにお願いしました。

最近ではRouvle Balloon Design という名前でセレブの誕生日パーティから、
クラブイベント(YELLOWのクロージングパーティーも演出したんだとか!!)などなど
幅広く “+α” な空間を作り上げています!
  
そんな篤史さんに突撃してもらいました!!(かぶってる帽子は自身のブランドGELのもの)
 



このお店の立ち上げから切り盛りをしてらっしゃる店長わかなさんと談笑しながら、一番人気の特製カレーを頂く篤史さん。 
 
 


 
 


オーナーの秀さんは音楽が大好きで音響にもこだわりを持っていて店内に流れる曲もかなりナイスなセレクト!!
リシューはケータリングで普段は大忙しらしく、この日もオーナーの秀さんは仕込みでてんてこ舞いでした、、。
 

 
カレーが大好きだという篤史さん 
「鶏肉が良く煮込んであってやわらかい!! 味もまろやかでボリュームも若い人たちが満足できる量だね!!」








店長のわかなさんに篤史さんのブランドGELの帽子をかぶってもらいました~
 



 
 

 
 
 
 
当日は特製クレープなどを振舞ってくれるそうです!!
わかなさんと秀さんに是非皆さん合いに来てくださいね!!!
 
 


 
 
 
さてさて続きましてはまたもやカレーの専門店!!

「二杯目はちょっときついな」

と苦笑いの篤史さんですがこの後の食べっぷりがすごい!!!
 



 
もともとは車の移動販売からフランチャイズまで大きくなったバルチックカレーですが、
その特徴は水を一切使わずに、出汁と野菜の水分やお肉のうまみだけで構成されている
「バルチックスタイル」と呼ばれているコクと旨味たっぷりなカレーです。
 


現在はフランチャイズ展開ですが、店舗によってメニューがほとんど違うんだとか。
店長さん曰く、その土地にあったカレーを提供したいからなんだとか。
 
 
 
「今日二杯目のカレーだけど、この辛口おいしいね!! ただ辛いだけではなくってやはり旨味がすごい!! 」
 
あっと言う間に完食!!! 
 



 
なんと!

このこだわりのバルチックカレーさんがSense of Wonder当日にSOW限定のOnly 1のカレーを提供してくれます!!(数量限定)
 
 
皆さん!お見逃しなく~~~~~~~~~~。
 


- - - -
今回のインタビュアー




Rouvle Balloon Design
(Atsushi Takahashi)

2008年から活動スタート。Rouvleを設立。
東京のアパレルブランドで経験を積み、
都内で数々のクラブイベントのオーガナイズを施し、
デザイナーの視点からBaloloon Artの世界へ。
黒を中心にLuxuryなPartyの装飾を目指す。
都内の渋谷・青山を中心に活動している。
先日クローズした西麻布YELLOW FINALの装飾に参加。

現在、原宿にあるUcess the Loungeにて
毎月第2木曜日Rouvle Balloon Design presents
『MAYBE』を主催。
http://www.ucess.jp/

他、自らのヘッドウェアブランド『GEL』を手がける。

http://www.rouvle.com/
http://blog.rouvle.com/

2008/08/11

イントゥザワイルド




http://intothewild.jp/


最初に into the wild という映画とのタイアップの話が来たときは
正直、映画とのタイアップって、どうしてSense of Wonderとなんだ??
と単純に疑問符しか浮かばなかったが、先日試写会を見させていただき、
その意味と最初にそれを思いついたY氏のセンスに感嘆した。
 
 
その映画は数年前、もしかしたらまだ記憶に残ってる人もいるかも知れない
ある事件を元に描かれたドキュメントだった。
 
 
 
 
大学をトップクラスの成績で卒業し、
ハーバードのロースクールの進学も決まっていた主人公。
家も裕福でなに不自由のない生活。 そして大好きな妹。 
しかし、23歳の主人公クリスの心はそんなありふれた日常では満たされなかった。
いや、単純に充足感だけを求めていたわけではないし、
世の中におきていること全てを彼なりに真摯に受け止めていたし、分析もしていた。
しかし考えれば考えるほど増えていく虚無感。
 
大学を卒業と同時に半ば家出同然で
彼は旅に出る。
 
 
 
ボロボロのダットサンに乗り、彼の旅は始まったのだった。
 
 

持っているお金も全て燃やした、
クレジットカードも切り捨てた。

アルティメットフリーダムを求めて。
 
 
 
 
 
 
そこから先は、是非9/6から公開されるので見ていただきたい。
主題歌はあのパールジャムのエディーベーダー!!
(ギターでKAKI KINGも参加している。) 
 
 
最初、この映画を見はじめた時、
またどこにでもある現実逃避系の映画の一つかと思った僕の浅はかな予想を簡単に裏切ってくれた。 

そう、クリスは本当のことを知りたかっただけだったんだ。
旅でどんどん変わって行く彼とその出会った人々。 
 

人が人を変えていく、 そんな旅。
 
 
 

見方を変えればこんな切ない映画は無いとも思ったが、
同時にこんなポジティブな映画は今まで見たことがない。

ショーンペンの編集力にも頭が上がらない。
あんな歳の食い方をしていきたいと思った。 
 
 
 

そんな 映画 イントゥザワイルド と会場で色々な仕掛けを用意して待っています。
クリスが旅の最中に残した言葉を、是非会場の隅々まで探し当ててください。


又詳細はこのブログなどでどんどんアップしていきますね~。  


2008/08/07

永戸 鉄也

毎年イベントのフライヤーを一体誰に作ってもらうか。

一番といっても良いくらい悩むカテゴリーの一つです。

 

昨年度は 丸 倫徳 画伯 × 写真家 望月孝 による共同作品も記憶に新しいと思いますが、
今年もすごいフライヤーが出来上がりました!!! 
 
現在配布中のフライヤー↓



第二弾フライヤー↓


UAのCDのジャケットやサザンオールスターズのCDジャケットなどを手がけ、
国内トップアーティストのジャケット・アートワークやアートディレクションを手掛ける、 
数々のアーティストが愛して病まないアートディレクター永戸鉄也さん。
 
 

本年度Sense of Wonderのフライヤーは永戸さんにお願いしました。
 

作品から、永戸さんの人柄や、バランス感覚がつぶさに伝わってくる。
それは一言で表せば、普遍性といえるだろう。
 
 
 
人間性が伝わってくる作品を作ってくれるアーティストは本当に少ない。
音も、絵も、造形も写真も、見ただけでそれが全てもれなく伝わってしまう。
 
 
アートの世界はそういった意味では本当に厳しい世界だと思う。 
 
 
 
 
 
 
永戸さんと初めて彼のアトリエで話をして、作品を見させていただいただけでもう、言葉はいらなかった。

ただ、事実確認というか、答え合わせというか。

作品を見た後と前では心の通じ合い方が違うから、又面白い。
 
 
 
 
そんな素敵な作品を生で是非体感してほしい。 
 
 http://www.nagato.org/ 

永戸鉄也トーキョーツアー2008
8/19[火]ー9/3[水]3年ぶりの個展 東京都内3カ所同時開催
“グラフィックの魔術師”、永戸鉄也が、この夏、その才能を同時多発で爆発させる!

その多彩な作風を3つのラインに大別し、同時多発的に都内3箇所で展覧会を開催するという、
挑戦的なプロジェクトがいよいよ幕を開けます。 作品展示に加え、作家自身による蓄音機を使用したDJパフォーマンスや、
ギタリスト・秋山徹次氏との共演によるライブパフォーマンス、編集者・後藤繁雄氏とのトークショウなども開催。  
皆様のお越しを心からお待ち申し上げております。


[展覧会1/コラージュ展]
禁断の手つきで放つフラッシュバック・コラージュ
Tone Karma トーンカーマ
リトルモア地下(原宿)8月19日(火)~9月3日(水)
151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-56-6-B1 
TEL.03-5474-9588
12:00~19:00 入場料:200円 月曜休 
 


[展覧会2/写真展]
意識転回必至のアブストラクト写真!
Needle Juice ニードルジュース
PUNCTUM  (京橋)
8月19日(火)~9月3日(水) PUNCTUM Photo+Graphix Tokyo
104-0031 東京都中央区京橋1-6-6 ハラダビル2F 
TEL.03-5250-5001 13:00~19:00(最終日17:00まで) 入場無料 日月祝休 
 
 

  [展覧会3/デジタルコラージュ展]
過激デジタルコラージュのショックセッション!
flat session フラットセッション
スーパー・デラックス(六本木)8月19日(火)~9月3日(水) 
106-0031 東京都港区西麻布3-1-25-B1F
TEL.03-5412-0515

*永戸鉄也トーキョーツアー2008開催記念イベント*
音と視覚表現のあいだ
f lat session フラットセッション
8月28日(木) 18:00~23:00料金:1500円
(参加予定アーティスト)
永戸鉄也、秋山徹次、鈴木ヒラク、KYOTARO、beermike、岸本智也、昆野立、
中村賢治GROUP [中村賢治(as)+岩見継吾(b)+池澤龍作(dr)高橋保行(tb)]、 他 



SOW2008でも、素敵なLIVEコラージュをお楽しみに。 
 
 - - - -
 
 Sense of Wonder オーガナイザー小林宏明と永戸鉄也氏、SuperDeluxeのマイク・クベック氏の対談が
SuperDeluxeのWEBサイトで公開されました!!!

これは必読ですよ〜〜!!!

http://sdlx.blogspot.com/2008/08/200839-6000sense-of-wonder.html

2008/08/05

RUDDER



待ってました〜!
といわんばかりの、極上ジャムインプロバンドが来日!!!
出尽くした感のある閉塞したシーンにシカゴの実力派4人組が殴り込みをかける!

時代は異次元サウンドを求めている!
生音グルーヴに身を任せ、めくるめく展開にゾクゾクする!
気がつけば意識は現実から離れ、まわり近所さん達と融合し、
ここはどこだ? 宇宙か!?
PHISHやMMWに続く、より普遍性の高い音、
時代が待ち望んだ音が、ここにある!



RUDDER!!

万を持して、音源到着!!!

そして待望の、来日決定!!!

まずは音を聴いてみよう。
http://www.myspace.com/rudderbandnewyork


音源情報!!!


「RUDDER / RUDDER」
発売日 2008/08/06
商品番号 RFRN-0001
価格 2,100円(税込)

1. SQUAREFOOT
2. STABLEMASTER
3. JURAY
4. FLOATER
5. SK8
6. CIRCLE OF JERKS
7. LOPEZ
8. SAD CLOWN
9. LAURITO

これはロックか!?
ジャズでもなければファンクでもない、
エレクトロミュージックでもない、
んじゃ、何だ!?

こりゃ、現場で体験して、確かめる他ない。

Herbie Hancockの、ジャズだのなんだのという
カテゴライズをあざ笑うかのごとく縦横無尽に宇宙を往来する、
「普遍性」としか言いようのない音楽。
RUDDERの生み出すサウンドはもはや、ジャンル分けを許さない
ユニバーサルな、「音楽」としかいいようがない!

メンバーはどれも一級品だ!



Kieth Carlock (Drum)
重戦車のような頑丈なリズム。
Stingとツアーをまわるその安定感とスキルは彼を
一躍世界トップクラスのドラマーへとのし上げた!
ボンゾかと見紛う程の音抜け。鬼パワー。かと思いきや
薄氷の上を歩くような繊細なゴーストノート。
その驚異的なテクニックは映像で堪能してほしい。
http://www.drummerworld.com/drummers/Keith_Carlock.html



Tim Lefebvre (Bass)
絡み付くベース。
うなりをあげる、極太グルーヴ!
米国最長寿バラエティ番組で何年も出演していた程の実力。
ゴリゴリベースでかなりロックなサウンド。
Kiethの圧力に引けをとらない、グルーヴの泉!



Henry Hey (Keyboard)
尖ったリズムセクションを優しく包み込む、
サウンドを一気にオーガニックなものにするキーボード。
ロッド・スチュワートの音楽ディレクターという経歴の持ち主。
ビル・エヴァンズとの共演など、驚くべきそのキャリア。
そんな第一線のアーティストが少し肩の力を抜くと、
こうまでキャッチーで、グルーヴィーな旋律が
やすやすと生み出されるのか!?


Chris Cheek (saxphones)
完全無欠のリズムとメロディーの絨毯の上であぐらをかく事なく、
それらを見事にまとめあげ、耳に残る粘着質サウンドを量産。
あのビルフリーゼルと共演もしている、ちょっとカリスマ的な存在。
ボーカルの代わりを果たすサックスはインストバンドを退屈に
させない大きな要素だ!


こんな実力者たちが一同に会し、
一体どんなジャムインプロが行われるのだろうか?
音源はかなり完成度の高い内容であることは疑わない。

あとはライブだ!
想像するだけで興奮してくる!!!

Super Deluxでアングラな空気を味わいつつ、ディープに楽しむか?

Motion Blueでちょいとオシャレに至近距離でたのしむか?

山中湖の大自然の中、富士をバックに最先端のジャムを満喫するか?

さあ、どれで踊るか!?




- - - 来日公演詳細- - - -

9月12日(金)
六本木 Superdelux
http://www.super-deluxe.com/
with あらきゆうこナカキタユウコ / OLIVE OIL
開場19:00 / 開演 20:00 / 前売 3000円 / 当日 3500円(ドリンク別)
ご予約はhttp://www.super-deluxe.com又は携帯専用サイト(http://www.sdlx.jp)
からお申込下さい。折り返しE メールにより確認のご連絡を致します。前日18時〆切り。

9月13日(土)
Sense of Wonder  山中湖きらら
with More Artist!!  開場9:00 / 開演 10:00 / 前売り[両日] \15,000 [一日] \8,000
[問](株)OBN info@s-o-w.jp

9月16日(火)
Motuon Blue yokohama
Charge:¥4,200(税込)
Showtimes: 1st 6:30pm (open_5:00pm) 2nd 9:30pm (open_8:00pm)
ご予約は045-226-1919(11:00-22:00)又はホームページ上からお申し込み下さい。

drop

野外フェスティバル。

楽しみ方は多種多様。

でも、、やはりオシャレは忘れちゃいけないカテゴリーの一つですね!!!


「野外」というと、やっぱり“アウトドアウェア”が頭に真っ先に浮かびますが、
SOWが提案する野外の楽しみ方は好きな格好で野外で遊ぶ!!ってことです。


野外へスティバルともなると、
雨風に対応するために防水加工の洋服に長靴で出かけるスタイルが主流ですが、
SOWの会場は国立公園内ということもあり、まぁ野外に雨は勿論つき物なのでレインウエアは必須ですが、
どんな格好で来ても楽しめる会場だと思います。


かといって自然は直ぐ隣にあるし、、、こんな会場はなかなか東京近郊ではないですね〜〜。 


暑くなったり、寒くなったり、雨が降ったり、風が強かったり、、、
山の天候は変わりやすいですから、用意はばっちりお願いしますね!
ブランケットもってきたりするのもいいですよね、なんかね。




・・・さて、みなさん“drop”ってサイトご存知ですか??


ストリートスナップを中心にファッションの文化を発信するWebマガジン。
毎日更新されていて、mixiに近い感覚で毎日チェックしている方々も多いとか。

そう、おしゃれっこたちの心を掴み続けているのです。



本年度Sense of Wonderでは、そのdropとの特別共同企画が立ち上がりました!

素敵なファッションで会場に来ている皆様をスナップを撮影!
そして、その写真がdropのサイトにUPされます◎

皆さんが会場を彩る最高のピースの一つとして、オシャレに気合を入れて会場に集まりましょう〜〜。








さらに、おしゃれ好きなあなたにもう一つ朗報を。

もう気づかれた方もいらっしゃるかもしれませんが、
SOWの会場ではオフィシャルブランドの展示会を行ってます。

これも恐らく野外フェスでは初の試みだと思います。
毎年展示会をフェスの会場で行ってしまうっていう、、、、。 

フェスTシャツって、形も確かにメモリアルでいいものですが、
SOWのスタッフはそんな野暮なことはしません。w


オシャレな皆様の心を掴むアイテムが必ず会場で見つかると思います!!


お楽しみに!!!!

夏の日の課外授業。

カブトムシや恐竜、イルカや海の生物、
飛行機にロケット、創造のいきもの、



僕らが子供の頃大好きだったもの。
夢中で追いかけてたもの。



今日、子供たちの笑顔とともに
たくさんの『大好きなもの』があふれかえっていた。

元気いっぱい夢を抱いて、体いっぱい楽しんでる。

場所は、千代田図書館、こども室。
先生は、昨年Sense of Wonderでステージデコレーションを手掛け、
今年もカワイく激しく会場をデコってもらう予定の、アーティスト吉澤久美子さん。
http://www.h7.dion.ne.jp/~kmk.y/



ちょっと変わった図工の授業。
夜にも関わらず、20人くらいの小学生達が意気揚々と大集合!

ただ絵を描くだけじゃつまらない、
どうせなら本の表紙を描こう、
どうせなら本そのものになってしまおう、
どうせなら図書館に収納されてしまおう!!!
と、吉澤さん。





まずは本の、表紙を描こう!


ってことで、みんな思い思いの手法で、
昆虫や恐竜などの生物、乗り物、海の世界、
自分の好きな事、そしてやっぱり宮崎アニメ、冒険心そそるツリーハウスまで!


 



で~~~っかい本を目の前に、性格が出る。
どかっと、太い線、一気に塗りつぶす子。
なかなか書き出さず、考えること10分、、、。
やっと書き出したかと思えば、
端の方から細かい線。慎重派。




個性が出る。
時間がきても、構わず書き続ける子。
下書きがいいかげんだと気に入らない頑固者。
終始笑顔で、まるでその場で自分が冒険しているかのように描き進む子。




親と仲良く共同作業。
時には意見のぶつかり合い。
中には子供よりも熱中しているお母さんも!

みんながみんな、思い思いに、
生物を、大自然を、自分が今一番好きなものを、描ききっていた!!!





なかにはこんな、社会派も。。。



「この飛行機どうしたの?」

の質問に対し、

「うん、炎上してんの!」


なんだか・・・オトナだね。。。



この日一番の頑固者アーティストの作品。
最初はカブトムシの詳細なデッサン。
後半時間がなくなって来ると、とたんに未確認生物のオンパレード!



地球外生物ゲジゲジャー


将来がたのしみだ。


さて、時間いっぱい。
いっそげ~!
吉澤先生も最後のラストスパート!


 
 







次はみんなで本になろう!

先生特製BOOKメガネを付けて、行進だ!!!

 

さあ、本になって、図書館を練り歩こう!!!

一般客で静まる図書館を、ファンキーなメガネを装着し、
自分で表現した巨大な本を身にまとい、元気よく!
とは行かず、、、他のお客さんの邪魔にならないように、

大 行 列 !!!

 

最後はみんなで集合写真!!!
はっきり言って、あんまりにカワイくて、健気で、涙が出そうになった!



こんな微笑ましい、こんな平和な、夢と希望に満ちた光景あるだろうか!?

それなのに、それなのに、、、

極めて対照的な、光景。
楽しむことを忘れ、眉をしかめ、
突然のパレードに冷静な視線をむけるおじ様たち・・・


いつのまにか膨れ上がってしまった重荷を背負い、
半径1メートルの幸福を守ろうと努力する世の中。






もし子供達が不幸になったとしたら、それは100%、大人の責任である。
彼らの可能性を、世界を、狭めてしまう権利なんて僕たち大人にはないんだと。

そんな風に思ったけど、実際、教わることのほうがたっくさんあった。




子供たちにしてあげられることって
僕らがもっと子供たちから学びとることなのかもしれないな。


吉澤さんが子供たちに教えたこと
吉澤さんを通して子供たちから教わったこと


それは無限の可能性を秘めている。




----------------------------------------

今回子供たちが作った巨大本は、
しっかりと1冊の本として図書館に預けられ、
図書館で観覧できるようになっています。
8月7日~8月23日まで。