Sense of Wonderスタッフによるブログ

2008/09/24

SOW2008を振り返って




この度はSOW2008にご来場いただきまして誠にありがとうございました。

スタッフ一同、心より感謝しております。 



まだまだ2年目ということで沢山の課題は残しましたが、たくさんのお客様の笑顔に出会えただけで感無量であります。
2年目ということもあり、自分たちの作り出したフェスティバルがどういうものなのか、より一層客観視出来たと思います。




何が必要で何が必要でないか、はっきりした気がします。
2008年、最高のパフォーマンスをもって幕を閉じると同時に来年への思いが強まっていく日々です。 





必ず、来年もあの場所にあの空間を蘇らせたいと思っています。

そしてまた沢山のセンスオブワンダーを感じていただきたいと思ってます。 





もしかしたら不便な思いや不快な思いをさせてしまった方もいるかもしれません。
そんな方々にきっとまたセンスオブワンダーをお届けできると信じております。
そしてお届けできるまで命を使いたいと思ってます。


2009年、また会える日まで。 






本当に、ご来場いただきましてありがとうございました。
近日中に写真などをアップします。またSSTVでの放映も決まりましたので追ってご報告させていただきます。




代表 小林 宏明

2008/09/13

キッズエリア



初回開催時に一番目についたのが子供たちの姿でした。
お子様連れの方々が多いのは主催者としては大変嬉しい事ですし、微笑ましい事ですね。

会場が国立公園で整備されている事と、
時間帯が昼間から夜までという事からお子様連れに敷居が低くなったのでしょうか。


今年はそんなお子様連れの方々にキッズエリアをご用意しました。
SOWの核となる理念の一つとして「未来に残す何か」があります。 

子供はその最たる者。 



彼らへの影響が今後の世界をどういう方向に導いて行くかの鍵になるのは言うまでもありません。
そんな未来からの使者へ以下の方々からプレゼントです。



:吉澤久美子 かんたん☆わっかのヒコウキ(13日 16:00〜)

あの玩具コンサルタントで有名な吉澤久美子さんによる簡単ひこうき作り。 これであなたも財閥だ。


田代 敏朗  いろであそぼう(14日 16:00〜)
絵の具や、色鉛筆などを使ってデカルコマニー(アシンメトリーな模様を作る方法です)

Key-BOW バルーンマンと一緒に風船をひねろう (14日 14:00〜)
バルーンをひねってひねって遊びましょう。 


京都精華大学 まほうのピカペン(13日 18:00〜)
真っ暗なテントの中で光ったペンを振りかざします。(好き勝手な模様を描いて下さい)
それをシャッタースピードを遅くしたカメラで撮影して模様を見て楽しもうという試みです。



どれもこれも作った作品はお持ち帰りいただけますので是非お子様連れのお客様はお立ち寄りください!!







※キッズエリアと言っても託児所ではないので予めご了承ください。
(専門の知識、資格を持った人間が常駐している訳ではありません)

2008/09/11

SEIKA VISUAL<ART street>とは!?

こんにちは。

前回に引き続き
京都精華大学 ビジュアルデザイン学科です。



今回は私たちのブース<ART street>について少し紹介させていただきます。


<ART street>は、テーマ通り、来場していただいた皆さんが

『私たちのブースで「コミュニケーション」をとる事により、
 お互いに「ツナガリ」を持ち、様々なカタチの変身をしよう!』

という方向で色々なモノヅクリを考えています!




簡単に言ってしまうと<ART street>で私たちとのアート体験を通じ、
みんな繋がっちゃおう!いつもと違う自分を発見しちゃおう!
ということです。

現在も本番に向けて着々と準備を進めていますので好ご期待です!



因みに、この写真は<ART street>のデコレーションの準備中。
まだ下書きですが、イベント中にもデコレーションの制作を進め、2日目、14日の午後に完成します。
午後以降はこのブースを皆さんの休憩の場所として使って頂けますので、是非ARTまみれになってください!!

そして、そして、この帆布で出来たデコレーションはみなさんの自由な形に切り取ってお持ち帰り頂けます!
ランチョンマットとして使うもよし。
ちょっと手を加えてトートバッグを作るもよし。
ぜひSense of Wonder ‘08 の想い出にしてください!

一緒に楽しめる時間、心待ちにしています!

2008/09/06

SEIKA VISUAL<ART street>始動!!

はじめまして、京都精華大学 ビジュアルデザイン学科です。

私たちは会場内に<ART street>という空間をつくり、
みなさんへ色々なカタチのARTを体験して頂こうと考えています。

そのARTをナビゲートするのは
個性豊かなメンバー。
イラスト、グラフィック、デジクリという3コースからの有志30人のユニットです。



企画MEETINGにはだいたい10名(毎回メンバーが違う)という
なんともユルい感じで行ってきました。



多忙なメンバーたち…

試行錯誤、いろんなアイデアの出会いや別れを経験し
ついに!
わたしたちの<ART>のカタチをみつけました!

テーマは「ツナガリ」と「コミュニケーション」

次なるステップはアイデアを行動へ。
SEIKA VISUAL は加速したら止まりません。

内容の説明は次回の更新で!

楽しみにお待ちください!

2008/09/03

Sense of Wnder観光協会 その②見晴らし台

山中湖の周りをもう少しここで紹介したいと思います。

みなさまは北海道で有名な“まりも”が山中湖で取れるってことは知ってましたか??

北海道限定だと僕たちは思ってました。
一億円産業らしいですよ、本場北海道では。



それはまぁ置いといて。




きららの会場からすぐの小道を登っていくとこんな見晴らしの良いところがあるんですよ。



きららもばっちり見えます。 






ここから見る富士山と山中湖はもう最高です。 

そしてそんな絶景を取りに各所からアマチュアもプロもカメラマンが集まってます。 

センスオフワンダーの時期はススキもとてもきれいに色づいてます。 






ちょっと早めに会場に着いた人はぜひ足を運んでみて下さい。 

とってもお勧めスポットですよ。






場所はぜひ探してみてください。

(地元ではかなり有名なスポットで、下からも実は見えるんですけどね)

2008/09/01

ICP ORCHESTRA

人間は、変化する。
従って、人間が生み出したものも、変化する。
何物もこの宇宙の法則からは逃れられない。

音楽は、人間によって生み出される。
ということは、音楽も、変化する。

もし変化しない音楽があったら、
それは宇宙の法則に反しており、さらに言えば、
宇宙の発展にまったく貢献していない。

そんな変化のない、宇宙的に無価値な音楽が氾濫する昨今である。
もう、飽き飽きである。

ライブである。
生身の人間の演奏である。

生唾を飲むような緊張感と、
神懸かり的なグルーヴの合致!

ステージという宇宙で創造される、
奇跡とも言える合致の瞬間を目撃したいのならば、

この日、山中湖にて、
ICP ORCHESTRAを見ろ!

目前で生々しく蠢き、刻々と変化しゆく
アメーバのごとき音楽生命体を、

想定外調和の瞬間を、
山中湖実験劇場で目の当たりにしろ!


YOUTUBE
http://jp.youtube.com/watch?v=k0A8ekpTgng&feature=related


Han Bennink!
ねじりハチマキ、手に持つブラシはたこ焼きピック。
技術を極め尽くした、この余裕の表現力。
銀河系を飛び出しそうな、テキ屋グルーヴだ!



Misha Mengelberg!
鍵盤を弾くタッチ一つ一つが、彼の人生そのものを
語っているようだ!
「言葉は要らんよ、これを聴きなさい。」

この二人の間には、一体どんな見えない会話が
なされているのか!?
次々と変化していく音楽という会話。
その内容は絶対に理解できない。
想像するしかない!
だから、面白い!


YOUTUBE
http://jp.youtube.com/watch?v=wE8aA3gysN0

哀愁漂うこのMishaの姿を!
年をとることで逆に浄化され、幼児のように純粋になってしまったのか。
無防備に、長年ともにした相棒のピアノに体をあずけ、
親に叱られてふてくされた少年のような体で、
わずかな歪みから漏れる宇宙の声を拾いあげ、
旋律に姿を変えて、現実世界に届けてくれる!



ICP ORCHESTRA!
今回の来日が最後かもしれない。
人、というか、音楽そのものになりつつあるMisha。

彼はピアノを弾いている瞬間、自分を人間だとは意識していないだろう。
変化を繰り返し、最後は、音そのものになってしまうのかも知れない。

彼が今、どのような演奏をし、何を伝えてくれるのか?
自己を探求し尽くし、自己変革し尽くした後に何が残るのか?

微笑みをたたえ仲間の演奏を
見守る父の背中から分かること、

それはエゴイズムを超越した、
真綿で赤子を包み込むような他者への愛情かも知れない。